カッパ君がころんでも!

ダウン症を持つ男子中学生との生活と、母のつぶやき

美術展へ行きました。

カッパの通う、市内の中学校合同での美術展がありました。
一緒に見に行きました。

市民ギャラリーに、学校内で選ばれた生徒さんの、美術作品が展示されているものです。

たぶん、支援学級に通う生徒さんは、全員の作品が展示されています。

中学校ごとに、絵や彫刻版画、写真、切り絵、篆刻様々な作品があります。とっても楽しかったです!

あおぞら級2年生の作品も飾られていました☺️

全体の飾り付けがとっても素敵でした。
あおぞら級のみんなの作品だけでも、広くスペースをとっていただき。親としては嬉しい限りでした。

写真はSNSには載せられませんが、カッパの作品の写真は撮影は🆗でした。カッパは嬉しそうに撮影していました。

これを作った先生のセンスというか、どうやってこれらの作品を創ろうと思ったのか、発想や感性が素晴らしいなと思いました。

文章では表現しきれないところが沢山あるため、わかりにくさを感じたら申し訳ありません。

作品は3点もあります。
どれもお気に入りでしたが、感動したのが

①「たいせつなものBOX」です。
なんとか今から頑張って思い出し、どんなものが入っていたか書いてみます!

(1)A3かB4判ぐらいかな?の大きさの箱を作り
色づけします。箱は何で出来ていたんだ
ろう、、。

(2)小物を入れられるように、仕切りを
つくります。9スペースくらいに区切って
ありました。

(3)小物が入れられるように綿や、りんご
などのクッションに使われる。ネットを
小さく切って、仕切りで作ったスペースに
入れて小物をのせてます。

入れる分量や大きさなど加減が意外と難し
いのでは、、?と思いました。

(4)それぞれ小物が作ってあります。
「ふわかる粘土」で作った食べ物に色をつけ
て、乾いたらニスで塗ったもの、、。

カッパは硬貨ぐらいの大きさの丸をいっぱ
い作って積み上げたものが、いくつかありま
した。
色は茶色とか青など、「これはなんだろう?」と
見ていて楽しかったです。カッパに聞くと良か
ったですね。

(5)プラバン作品です。仕上がりが2×3センチ、
1×3センチのストラップみたいなものがありました。

裏は色づけしたり、ザラザラ面でわざと傷をつ
けたり、プラバンには名前の入ったものと、
🍊みかん🍊の絵が描かれたもの2つありました。

みかん🍊のものがかわいかったです。何かで
コーティングすると、表面がぷっくりして
かわいいです。私もペンケースに着けるもの
作ってみたいな~☺️
これを見て、職場でプラバン作りのとっても
上手な方がいて色々教えてもらったり、学校で
こういうものを作った事などお話ししたのを
思い出します。☺️

(6)鎌倉遠足の時に、海岸で小さな貝殻を拾っ
たものを使った、小さなオブジェがありました。
ボンドで縦や横に積み上げたり、並べてくっ
つけたものなど、ボンドの分量やくっ付け方
など、丁寧に教えてくださったんだろうと思
います。

(7)葉の葉脈を使ったしおりです。
どうやって作ったのかなぁ、、。
とってもキレイ!一番のお気に入りです。😆

(8)紙粘土かふわかる粘土を薄く伸ばして、
好きな形を形抜きクッキーで抜いて、、。

好きな画像をプリントアウトして、小さく切っ
て貼ったものをニスでコーティングしたものが
ありました。くまさんの形を選んでいてかわい
かったです。

どれも細かい手作業が必要だと思います。
本人が好きな形や色、その時作りたいもので出
来ています。それそれにエピソードがあると
思うので、大変だったと思いますが間近で見ら
れた先生が羨ましいです。

カッパにきいても、ふざけたり教えてくれな
さそうなので、いつか教えてくれないかなぁ。
どうかなぁ~😅

なんと、嬉しいことに蓋つきです。何年経って
も、キレイな形で思い出を残しておけるから、
とっても嬉しいです。

見ていて、一つひとつが子どもたちが小さいと
きに一緒に作ったものが多かったですが、
粘土で作ったものは、こんなに繊細ではなく、
でかいヘビとか、カッパがふざけてうんちと
か作ったり(腹立つ😒💢💢)

絵の具で色を塗れば、途中で絵の具を食べる、
舐める。幹大とふざけてボディペインティングが
はじまり風呂場へ直行

色つきのふわかる粘土で、形抜きクッキーのよ
うに作れば、食べ物のようだと思ってかじって
しまう。レンジに入れてスタートボタンを押す。

貝殻を拾いにいけば、途中から波に向かって
直行して腰まで服が濡れる。
しかも、3人共、、。

あの頃は、海にお出かけ方面といえば何をしで
かすかわからないので、着替えやサンダルは
いつでも持参してました。
私は、子どもなんだから海に行けば
遊びだして濡れて当然だと思ってましたが、、
おとうは出来る事なら濡らさないで~の人だっ
たので困った表情をしてたなぁと、、。

そして、まだ幼稚園ころの結夢が 、お菓子の
BOXを使ってお人形さんのベッドやお家を作っ
ていた事。
別の箱には、おもちゃの指輪やネックレスや
髪に結わくゴムとか、可愛いヘアピンを入れて
大事にしていた事。結夢がそのゴムやピンを
使ってカッパや幹大を女の子にしていた事
、、。時々、カッパがひっくり返し破いて、結夢が泣いて、それを見てカッパか泣き、幹大か泣き収拾がつかなくなったこと、、😫

などなど、、。いろんな事を思い出しました。

何より、1年以上時間をかけて一緒に大事に
作ったものだと思います。いつも、その間優し
く見守っていてくださっていたのかなぁと、
ちょっと感動してしまいました。

私にとっては、小さい頃の3人の子どもたちを
思い出すと共に、カッパの中学年時代が詰まった
宝物になると思います。

先生方ありがとうございます!

非常に長くなってしまったので、、。
美術展美🎨の感想は、また次回✏️