カッパ君がころんでも!

ダウン症を持つ男子中学生との生活と、母のつぶやき

大脱走!!( ; ゜Д゜)(18羽を捕まえろ)その②

①の続きです。
小さい頃、カッパは動物に餌をあげる、触る、抱っこするのが大好きでした。

カッパ一家の場所から車で40分位の処に、A町という場所があります。そこにある「H牧場」が私も子供たちも大好きでした。

広々としたのどかな牧場の風景が広がる風景や動物に癒されました。

カッパは小学校4年生くらいまで、好奇心旺盛で落ち着きがないゆえに、出掛ければ興味のある場所に次から次へと目移りしました。

そして、それらを追って走って、何処かへいなくなる事ばかりの脱走名人・迷子王子でした。

だから、あまり混雑してない広々とした場所は、小さいカッパを遊ぶにはぴったりの場所でした。

どんなに、カッパが遠くに行こうが見渡せます。「カッパー!」と「おっかあー」と互いを呼ぶ声もよく通るのです。

ある日も、牧場へ出掛けました。カッパが小学2年生の頃です。

厩舎に入り間近で馬をみたり、生まれたばかりのこぶたを見てかわいいなあとか、、。
沢山の羊を見てびっくりしながらの餌やりや、そうそう、牛の乳搾りの体験など充実した日でした。

乳搾りの後、お腹も空いたしお昼を食べました。

カッパだけでなく、もちろん一緒に来た長女の「結夢:ゆうむ」や次男「幹大:かんた」→(二人とも仮名)3人を連れジェラートも食べました。

ここまでは、出掛ければ何かしら、カッパにまつわるトラブルがあるのに、今回は何もありません。

何もなく過ぎていていくって素晴らしい!と、、
私も癒されました。
子ども3人も、「ニワトリさんがいるね~」
といいながら売店で買った餌をあげながら、「かわいいね~」と喜んでいました。

見てる分にはかわいいんでしょうね。私は、ニワトリが本当に苦手ですが。

しかし、そのうちにカッパも、かんたも違う事に興味が向き違う方向へ行き、私がかんたの方に着いたとき、

カッパはニワトリ小屋を開けてしまうのでした。
悪気なく、木の枝でカチャンと鍵を空けました。
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