カッパ君がころんでも!

ダウン症を持つ男子中学生との生活と、母のつぶやき

別れの季節を目の前にして思うこと

今まで本当にありがとう 色々考えて これが最後の手紙にすることにしました。

私にとっては本当に支えで あなたがいたから頑張れたのですが

なんでも話せた分 私は自分の事ばかりわかってほしくて 沢山話をしてしまいました。 日頃、私が悩んでいる事の1つとして 上手く人との距離をとれて いないんじゃないかな? と、思っている私がいます。

私はあなたに随分甘えていたかもしれません 負担に感じた事はありませんでしたか?

こんな事する必要はないのかも しれないけど

しばらく連絡をとらないことに決めました。 甘えてしまうからです。

このままだと どっぷり寄りかかってしまう 自分が怖いのです。 強くなりたいです。

これが正解かはわかりません

いろんな話をしたこと 聞いてもらったこと忘れません。

なかなか、あなたぐらいいい人には この先出会えないかもしれません。

距離を置くと決めたのだから そうそう会うことはないし 寂しいけれど でも、区切りをつけなければ 次に進めません。

私が幸せに生きていく事を あなたはきっと喜んでくれることでしょう。 絶対、喜んでくれるはずです。

私も人生一回きりだから 沢山の人と出会って 自分を知り 今、やりたいことに諦めず たえず挑戦していきます。

家族とか守るべき人もいると 今ある生活を維持するために 守りに入ることもあるのかなと思うけど

いろんな人に揉まれながら もがいて生きて 道を開いていく人生にしたいと 考えています。 寂しいけど、これまでに共に過ごした時間は これからの自分にとって いつまでも私の支えになります。 どうか、遠くから見守っていてください。

あと1ヶ月しないうちに 桜舞う季節になりますね

どうか、あなたの人生も 春の花のように彩り豊かなものに なりますように

これからのあなたの益々のご活躍と ご健康を心から願っています

さようなら またいつかお会いしましょう

、、、ある方に対して思う正直な気持ちです。 寂しいわけじゃなく 書いていて涙がとまりません

出会って良かったという涙かな こういう出逢いがあると やっぱり生きていて良かったと思います。

本当にありがとう