カッパ君がころんでも!

ダウン症を持つ男子中学生との生活と、母のつぶやき

ダメじゃないよ

こんばんは
昨日は体育祭でした。

私は、もともと情緒不安定な一面があります。

夏の疲れや日頃のストレスなど
最近の中では、一昨日が一番酷かったです。
それだけ気持ちが落ちていただけだと思いますが

私の事をよく知る友人からの電話があり、
やっと出て話をしたところ
具合が悪い旨を話すと

「いつも(私が)行事前になるとダメになるよね」
「次男君もだけど」と言われました。
確かに次男は行事前に体調を崩します。
まあ、そうとも言えます。


もともと、人のアラを探すのが好きなのか
得意なのか?よく見てるなと思うことは
過去にもありました。

だんだん、書いているとこの関係は
友達と呼べるのかなんなのか
疑問に思ってきました、、😵💦

私は彼女に「ダメになる」と言われたのが
とっても傷ついたのですが
「傷ついた」とは言えず
「うん」と黙ってしまいました。

確かにそうなることが多いのです。

3年前の娘が中2とカッパが小6の運動会の
時は大勢の人の中に自分の身をおくことが
本当に辛くて動悸がしそうになり
発作止めの薬が手放せませんでした。

彼女との電話で「うん」と黙ったまま
その後、どうやって普通の話になったのか
覚えてはいません。

でも、彼女の「ダメになる」は傷つきました

落ち込んでいるところの言葉なので
人格ごと否定されたようで
彼女との関係にも一線を画された
気持ちになりました。

でも、「そうか私はダメなんだ」と
思い込んでそのループから抜け出られなく
なりました。

しかし、数日すると
「本当にダメなのかな」

「そもそもダメになっちゃいけないのかな」

「ダメだと言われたら誰だって落ち込むよな」

「ダメな部分を抱えながら、、落ち込んでも
落ち込んでも、最後には前に進む生き方は
ダメなのかな」

「ダメな人なんかいない」

「人に向かって、ダメだなんて言ってはいけない

「軽々しくダメだという言葉は使わない」

「人にダメだと言われる事はあるかもしれない
納得がいかないことや理不尽な思いはするかも
しれない、、でも、自分で自分の事をダメと
いう言葉で、がんじがらめにはしない」

考えれば考えるほど

「ダメな人と写るかもしれない。
でも、落ち込んでいる今だってダメじゃない
本当はだめじゃない」

「私は同じような立場の人に出会ったら
絶対に彼女の様に接したりはしない」

「本当は傷ついたといいたかった」

いろんな感情が出てきました。

嫌だったと表現する。時には相手にも伝える事は
これからの自分の課題です。

でも、人生折り返しに入っているので
自分を変えるって難しいけど

でも自分が傷ついても
「決して、自分はダメじゃない」とか
「辛くともいつか乗り越えられる」
時には
「ダメな一面を」抱えながら前に進もうと
したっていいじゃないか
と、思えました。

ずーーーんと落ち込んで落ち込んだ末に
「いや、ダメじゃないよ」と
気がついたのですから、、
大きく一歩踏み出せたのかもしれません

一昨日は本当に辛かったです。

担任の先生にも「カッパにとって最後の体育祭だけども、学校に送り出すことは出来ても
応援にはいかれないかもしれない」と不安を伝える中で

(カッパが志望する支援学校高等部には体育祭はありません)

担任の先生は、その日のカッパのがんばりを
伝え続けてくれました。
カッパは体育祭見に来て~と、
いつも元気に一人で自立登校をしていました。

私も、また3年前の発作が出てきたら
辛いなと思ったのですが
なんとかして足を運んだら来て良かったと
必ず思うはずと思って
ダメならダメなりに学校へ向かいました。

体育祭はとっても素晴らしかったです。
カッパの3年間の中で最高でした。

徒競走も
綱引きも
クラス全員の大縄跳び(全学年で一位でした!)
応援合戦もみんなと一緒に参加し

カッパの充実した顔を見て
この中学校に来て良かったなと仲間や先生に
感謝の思いでいっぱいでした
応援しながら一緒に他のお母さんとも
お話ししたことも癒されました。


誰も、ダメな人なんかいないです。
ありのままでいることを大切に
時には難しいけど
大切にしていこうと思います。

2週間後は、次男の小学校最後の運動会です。
感動したいなぁ


読んでいただきありがとうございます!