カッパ君がころんでも!

ダウン症を持つ男子中学生との生活と、母のつぶやき

カッパとお墓参りへ

こんばんは☺️
昨日中にアップしたかったのですが
うとうとしながら書いてしまいました。
またしても、私は自分のお腹の上に
スマホを乗せて寝てしまいました。

さてさて、昨日は、
カッパと私の父のお墓参りへ
行きました。
私は、父が生きていた頃
父の病気を受け入れられない期間が長く
アルコール依存症でした)
衝突が絶えませんでした。

でも、カッパは私の父が大好きで、
私の家から近くに住む、実家によく
遊びに行っていました。
父の様子も危なげな行動をとることから、
カッパが心配で私も実家をよく覗きに
いきました。

カッパは
どんなときも父が体調を崩せば心配し、
精一杯、優しく思いやりの心を持って
いました。

父も母もカッパが来ると明るくなり
大好きでした。(時には暑苦しくなるほどの
明るさではありましたが)

私は、納骨が済んでも、
どうも父のお墓参りには
行きづらく足が向きませんでした。

でも、やっぱり行かなきゃと思い、
カッパを誘ってというか、本心は
一緒についてきてほしいという気持ちでした。

声をかけるとカッパは大喜びです
カッパが花を選び、父が最後に飲めたのが
オロナミンCだったのをちゃんと選びました。

修学旅行がりんごの産地だったので
「修学旅行に行ってきました」
と、カッパは報告を兼ねて、
お花とオロナミンCとりんごを買い
抱き抱えるようにして車に乗り
父の眠るお墓へ行きました。

すごーーーく、すごーーーく広い墓園で
私は迷ってしまいそうでしたが
カッパはちゃんと場所をわかっていました。

そして着くと、カッパは自分のリュックから
新しいタオルと二リットルのペットボトルに
入った水を取り出しました。

その水をバケツにいれながら
お墓を掃除しました。
ガーデニング葬をしたので墓石は
とっても小さく、ペットボトルの水でも
充分たりました。

ただ掃除するのではなく、
一生懸命に掃除しながら
「じじ、綺麗にするからね」
「もうちょっとで終わりますよ」
「はい綺麗になりましたよー」
「はい、じじ、これ飲んでね」と
オロナミンCを傍らに起き
「はい、学校のみんなで旅行に
行ってきました」とりんごを置きました。

皆さんにはどう写るか分かりませんが、
その姿を見て、きっと父はカッパを
沢山、可愛がって大事に接してくれて
たんだなと思いました。

カッパの姿を見て、私がこれから
とても大切な人とお別れした時、
墓石の前で、カッパみたいに
お墓参りできるかな?と
カッパに教えられました。
こんな風になりたいと思いました。

もう、本当に情けない事に
まだ、私のわだかまりは消えないけれど、
私の父にはかわりないこと。
これからは、前よりも素直に父のお墓参りに
行けるかな、、と思いました。

カッパが父の墓石を掃除する写真です、
f:id:kappa25kun:20190606090924j:plain
なんか、背中が見えてますが
そちらはご愛嬌ということで、、


こんな昨日のお話でした。
皆さん読んでいただきありがとうございます!

書いてみたおかげで、
またひとつ、父との距離が近くなったように
思います。



皆さんに、とって今日という日が
素晴らしい1日でありますように☺️