カッパ君がころんでも!

ダウン症を持つ男子中学生との生活と、母のつぶやき

カッパありがとう☺️🍀

こんばんは☺️

あ~、無事に父の納骨が終わりました
朝、起きた時は
ちゃんとお別れできるかとても心配でした。

ですが、カッパが様々気をきかせてくれ
救われました。

朝、父のお墓に飾るお花を選びに
一緒にお花屋さんに行きました。
仏花ではなく、洋花を選びました。

春らしい華やかなものにしようと
結局、選んだのは私でしたが、、

お供物は
普通にイオンで、リンゴとバナナと
グレープフルーツを一緒に選びました。
父の好物だった事を覚えていました。
その他にも、カッパは
オロナミンCを買うと言って
1本買いました。
これは、父が最後の最後まで口にできた
ものでした。

いろいろとわかっているんだなと
思いました。

昨日、仕事の合間に私が買ってきて
しまえばそれですんだのですが
子供と一緒に準備するのもいいかなと
思って連れていった事は良かったなと思います。

「じじのお墓の前までよろしくね。
カッパ頼んだよ。」というと
お供物もお花もお墓に着くまで
大事に抱えてもってきてくれました。

今日は、雨の予定でしたが
納骨をする時間帯は、雨もあがり
太陽も少しばかり顔を覗かせ
また、思ったより寒くもありませんでした。

一昨年、父は亡くなり
生前の父の希望をききながら
お墓の事ではどこにするか?
デザインはどうするか?等々話し合った為、

随分、時間はかかりました。

私は、まだ完成したお墓の写真しか
見ておらず、今日初めて実物を見たのですが
大満足でした。

と、いっても
小さな小さなお墓です。
直径30㎝、高さ10㎝の円形で、、うーん
蓋のような形をしています。

お墓の石は赤御影石を使いました。
実家の表札が赤御影石でできたもので
同じものを使いました。

何故、円形かというと、、
家の両親は喧嘩ばっかりしていたからです。

私は、その事で育つ間にかなりマイナス面に
影響を受けましたが

それでも母は亡くなった後に、
「喧嘩相手がいなくなって淋しい」と
言っていました。

夫婦にしか分からないことがあることを
知ったのは、父が亡くなってからです。

でも、できる事なら、
「来世は夫婦円満で宜しく!」と
言うことで丸型にしました。

丸型には父と母の名前の他に文字が入れる事が
できます。「絆」「感謝」という言葉を
よく見かけますが

私達は、「和楽」にしました。
理由はまたしてもですが
やっぱり、夫婦喧嘩が多かったので、、

本当に多かったんですよ、、😵
その事から
「一家和楽が何よりも大事だよね」という
私達の思いから名付けました。

お花柄も選べましたが
桜が大好きで、カッパ含め私達の子供を
桜をみせに連れていってくれましたので
そちらを選びました。

生前、父は「俺が死んだら」自然に還りたいと
言っていました。散骨に憧れていましたが
山に行って山菜とりに行くのが
好きだったので
いろいろ考えて樹木葬にしました。

樹木葬ではありますが、
ちゃんと小さなお墓もオプションで
選べます。
お墓のまわりもポットのお花ですが、
ガーデニングのように飾り付けてくれます。

場所は立地もあったのですが
パッとパーク内に入った時に、
ここだったら、父は1人でここにいると
さびしさを感じさせないような場所でした。

後は、霊園の方の対応でしょうか
パンフレットをお取り寄せさせて
いただくときの電話応対が
結構、ポイントが高かったです。

そもそも、ここの対応は
ちょっといただけないかな~という霊園は
なかったのですが
僅差で、一番良かったところにしました。

父ならここがいい!というだろうと
思う場所に出会ったからそこにしました。

少し話は変わりますが
父からは、葬儀の形式やかけて欲しい曲
延命措置はしない
病気の告知はする(といいながら、
父はアルコール依存症で、
その病気については認めなかったのですが、、)

どうしてか、私が看護師で就職して
すぐに、父はそんな事を言い出し
家族で話し合ったことを覚えています。

そういう話し合いやそこまでは
いかなくても、相手がポロッと
言った事を覚えているのは大事だと思います。

話は変わりますが、父が生前親しくして
いただいた方も駆けつけてくださり
また、樹木葬の場合の納骨式自体が珍しく
みんなで「ヘーーっ」とかいいながら
進みました。

麻素材の袋にお骨をいれて
土の中に埋めると袋も骨も一緒に、
何年かかけて土に還っていくのです。

最後に土を被せた後には
好きな飲み物をかけても大丈夫との
事でカッパはオロナミンCをかけました。

お焼香も私がついていなくても
きちんと1人でできました。

その後、来ていただいた方も含めて
一緒に会食の場を持たせていただきました。
そのときには、カッパ自ら途中で
お茶を注ぎにまわったりしました。

カッパのいう言葉を聞き取れない方が
多かったですが、皆さんよく聞いて
くださいました。

帰りは皆さんがお部屋からでられる時に
自ら「ありがとうございました」と
来ていただいたかたに両手で握手を
しました。

正直、戸惑った方もいたかもしれません。
でも、いい光景でした。

カッパは知的な面でのハンデはありますが
誰に教わったかは分かりませんが、、
場を察するところがあります。

今の場合だと学校など集団生活の中で
培われた事などが大きいのかなと思います。

そのぶん、カッパが話そうとしていることが
皆さんにわかり、コミュニケーションが
もっとスムーズになったらなぁ、お互い
もっと楽しく、カッパも更に自信に
繋がると思います。

それでも、今日のカッパの行動には
助けられました。

父と改めて「さようなら」をするとこで
新たな一歩を踏み出せました。

何度かblogでも書きましたが
今生きている人がしっかり生きること、、
これが一番の供養で、親孝行だと思うので
前を向くいいきっかけとなりました。

これからは、私も安心して
父のところへ行けます。

うちについて、しばらく休んでからは
みんなで「スシロー」に行きました。
カッパは大好きな親戚家族とお寿司を食べる
かと思いきや、フライドポテトを食べていた
そうです。

賑やかに締めることができ
父も喜んでいると思います。

これは、最後にスタバに寄って帰ったときの
写真です。
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帰りの車の中では、娘のリクエストで
久石譲さんの「ふたたび」という曲を
聞きながら、改めて父を偲びつつ
帰ってきました、、。

今日きてくださった皆さん
そして、お父さんありがとうございました!


🌸✨🌸✨🌸✨🌸✨🌸✨🌸✨🌸✨🌸✨

皆様も読んでいただきありがとうございます。
明日も良い1日となりますように

おやすみなさい🌃✨