カッパ君がころんでも!

ダウン症を持つ男子中学生との生活と、母のつぶやき

落ち込みを隠せない

「おとうーーーーーっ!!!」
私は夜中に絶叫し、自分の叫び声で目が覚めました。隣の部屋にいた。私以外全員が起きて
「どうしたの!!?」と聞かれて
、、ああ、本当に夢で良かったと思いました。

夢の内容は、、
おとうが、誰かに連れていかれて行きます。

誰かの顔はわかりません。

自分の記憶では、男でも女でもない人です。

連れて行かれると死んじゃうからと思い、
私が必死に後を追い、その誰かを捕まえる少しのところで逃げられてしまい、おとうが連れていかれる!どうしよう!と絶体絶命のところで

、、というところで叫び、目が覚めました。

夢で良かった。

家族全員、私が、おとうが屋根から落ちたことについて、よっぽどショックだったのかと思ったんだそうです。

私は、そうだと思います。

で、自分の叫び声で目が覚めたら眠れなくなり😵💦😵💦4時30分には着替えてコーヒーを飲んで
散歩しました。
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景色が綺麗で、だいぶ気が楽になりました。
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朝日も見ました。
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この木の写真が好きです。
そんなで帰ってきた後、朝食を作っていると
いつもより早くに、おとうが起きてきました。

夜中の私の叫び声にびっくりした事

自分が屋根から落ちても、無傷で痛いところが
ないところ。なにかに守られた気がしてならないと思っている事。
でも、落ちた瞬間も覚えてないことが自分でも怖いと思っている事。

普段、弱気な所を見せないので
こうして話すときは、よっぼど参っているのだと感じました。

すると、話を終わろうとしたかと思ったとき
やっぱりな、と思ったのですが

「体力の限界を感じていて、仕事を変えようかと
思っている」との言葉が聞かれました。

決して、やめ癖のある人ではないし
でも、事故起こすのと紙一重の仕事なので
今回の事でかなり自信を無くしたんだなと
思いました。

私は「体力的な問題はどうしようもないから
精一杯考えて、自分で決めればいいんじゃないの
考えに考えた上なら、引き止めはしないけれどね、、」
「取り返しがつかなくなる前に、どうするか話すのはいつでも時間を作るから」
「仮に辞めてもなんとかなるよ」といいましたが

正直、家族の将来的を考えると
こんな格好つけた事言ってる場合じゃないのですが、、、落ち込んだ人を目の前にして、
今は叱咤激励するのは違うかもしれないと思い。
私が無駄に格好つけてしまいました。

仕事中は考えなくても、休憩中とか
嫌でも考えちゃいました。

とりあえず、私が、おとうの様子を見て
対話を重ねて行くのが、今、一番大切な事だと思います。

やれやれ、心配事って
一つ去ると、またムクムクと出てきますね。
そんな事かまあっても、一つ一つ乗り越えて
行くこと。
それが生きるって事なんでしょうか、、
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こんな景色を見ながら、ふと考えてしまいました。