カッパ君がころんでも!

ダウン症を持つ男子中学生との生活と、母のつぶやき

何故、このタイトルなのか?

こんばんは😃🌃
今日はどんな1日でしたか?

blogのタイトル「カッパ君がころんだ!」、、
立ち上げる時に、なんとなくひらめきで
このタイトルをつけました。

はじめは「いっぽいっぽ」とか考えました。
検索でひっかかりやすいように
個性的なネーミングがいいかな?と思いました。

自分としては言葉の一つひとつに
思い入れがあります。

まず、カッパは3歳から7歳くらいまで
雑誌「ヤングジャンプ」に連載されていた
カッパの飼い方」著:石川優吾にでてくる
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マンガの主人公カッパの「かあたん」に
見た目も動きもそっくりだったからです。

「かあたん」はかっぱ故に言葉が話せず
「キュー、キュー」と泣きます。
でも「かあたん」は人懐っこい。
これが、言葉がうまく話せないけど、
人懐っこいカッパとかぶるのでした。

「ころんだ!」にしたのは、いろんな思いが
ありました。
カッパは昔から人が好きで、一緒に遊ぶ事が
大好きなんですが、ルールがわからないために
お互いにケンカになってしまいます。

⭐️幼稚園や通園施設では
砂場遊びをしていると、スコップが
ほしいのにお友達に「かして」が
言えなかったり言っても相手に通じず
泣いてしまったり

まあ、ブランコ遊び、積み木なども同様
だったかなぁ。

誰か間に人が入って仲介すれば大丈夫な事が
多いのですが、、。

⭐️トランプのババ抜きも、はじめはお友達も
みんな「一緒にやろう」と仲間に入れてくれる
のですが、カードを同じ数字やマークを
ペアで出すことができず、
皆に「カッパ君違うよ。こうするんだよ」と
教えてもらっても分からず泣いたり

⭐️ドッジボールもボールが当たると
ラインの外にでる事がわからず
これもまたお友達がルールを教えてくれても
分からず何度も注意されて泣いたり

⭐️そうそう、遊ぶ時のいろんなルールが
わかるのに時間がかかりました。
お友達にも「なかなか、きまりも
わからなくて、みんなと遊べるように
なるのも勉強なんだ」と話す事もありました。
それでもありがたい事に
よくよく納得しようとしてくれるのですが
「やっぱり、ルールを守らなきゃ」と
いう気持ちもあるので、なかなか遊びが
成立するのが難しい時も多かったです。

でも、カッパはみんなと遊ぶのが大好きでした。

そんな中「だるまさんがころんだ」だと
不思議にも、みんなと遊ぶ事ができ
楽しく過ごす事ができました。
うちの姉弟と私も、時々良い年しながら
「だるまさんころんだ」を未だに行い
盛り上がる事があります。

狭い部屋なので、足をモノのあちこちに
ぶつかったり、ぶつからないように
逃げたり動いたり、結構難しいですが
楽しいです。
そんな楽しい思い出があります。

「ころんだ!」にしたのは
たとえ「ころんだ状態になっても、
諦めず自分の力で最後には立ち上がる事が
できるように」という意味がこめられています。

健常な子達とくらべると
勉強や運動などもハンデがあるかも
しれません。
知的には大体4歳かもしれませんが
心はみんなと同じ14歳の男子です。

ハンデがあるがゆえに
現実の厳しさを感じる事があるかもしれません。
でも、道なき道をひた走るように
逞しく生きていけるようになってほしいです。

私もまだまだ発展途上です。
勝てないかもしれないけど、
最終的には「自分に負けなかった」という
生き方をしていきたいです。

これからも、カッパと私達を
どうぞ宜しくお願い致します😆👍️➰