カッパ君がころんでも!

ダウン症を持つ男子中学生との生活と、母のつぶやき

スノーボード🗻🏂️⛄️

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今週のお題「雪」にまつわるエピソードです
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私は一年間、北海道の函館市に住んでいました。
函館には看護師の資格を持っていると、
1年勉強すれば養護教諭の資格が
とれる大学がありました、
(あ、今はこのコースはなくなりました、、)
養護教諭特別別科というコースです。

なんとなく興味があり受験しました!
なんで、函館にしたか?というと
他の学校も受けましたが不合格でした。

しかし、函館の大学に補欠合格をしました。
本当に軽い気持ちで受けましたが、
せっかくのチャンスなので、
もったいないけど仕事を辞めました。

26才のときに函館で、
また学生生活をすごしました。
学費と生活費をこれまでの貯金とバイトで
なんとか食べ繋ぎました。
1年楽しかったです。

夏の採用試験もなんとか終え、
秋には採用通知を頂いた後の
11月以降は気が抜けました。
勉強もそれなりにしましたが
気が抜け1つ単位をおとしたり
(なので、めちゃくちゃ課題を沢山出され
単位を1つ頂きました)
そんなで遊んでばかりいました。

私が親なら、
こんな勝手な娘は困ってしまうかなぁ

でも、
自分なりにやりたいように
すごした1年でした。
こういう時は一生のうちで
これが最後のような気がします。

看護学校の勉強が鬼のような
スケジュールなら
一度社会人を経験してからの大学は
私にとってパラダイスでした。

で、冬になるとバイトや部活の合間に、
寝る間を削り、、遊びます!
次に勉強な勢いで
遊んでた気がします。


冬は函館で初めてやりはじめた
スノーボードに明け暮れます。
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多分、函館から車で1時間半程行くと
横津岳スキー場という所があります。
電車でも行きました。
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明け暮れたといっても、
物凄くヘタです。
リフトを降りる時にボードで滑って
降りる事ができずに
ぐるっとまわって降りる事も
何回もあります。😅😅
リフトで降りるって怖いです
((((;゜Д゜)))
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友達にも教えてもらいますが
しよっちゅう転びます。
でも、雪質が良く夕方も陰らない状態で
滑る事ができました。
パウダースノーでふかふかなので
あんまり転んでもいたくありません。

但し、山頂付近にあり車で登るのが難しく
元々、お客さんが少なかったそうです。
だから、ツアーで行くような
スキー場ではありません。

リフト券もロッジ内の食堂も高くなく
私は、疲れる程滑った後にロッジに入った時の
何ともいえない暖かさが大好きでした。

ご飯も安いし、量も多くて美味しいのです。
函館には公営の温泉がいっぱいあります。

どこだか忘れたけど、滑りにいった帰りは
その温泉に入るのも楽しみでした☺️
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冬はウィンタースポーツ!!が
一番楽しいかもしれません!!!

そんな感じなので、ヘタながらに教えて
もらいながら万年初心者でいつも
第一ゲレンデと呼ばれる同じコースを
ノロノロ滑っていました。

そして、第二ゲレンデから第一まで
スルスルと滑る事
💫🏂️💨が出来るようになります。
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そうすると、更に楽しくなりました。

第一と第二は人が多いため
もう少し人のいないところで、
かつ、ちょっと難しいところで滑りたいと、、
すると、第三ゲレンデに興味が
湧きはじめました


いつも一緒に行っていた
友人の「たきまり」に
「第三ゲレンデに行き、第三から第一まで
突っ切って滑ろう」と誘いました。
あのときの私には冒険だけど、
結構楽勝だと思いました。
(たきまり)は心配しましたが、、、

私は「大丈夫、大丈夫!!滑ってみないと
わからないし」
と、今思えば完全に鷹をくくっていたのだと
思います。

ですが、スキー場には
斜度に違いがあるという常識を
私は知りませんでした。
リフトで乗り継ぎ
第三ゲレンデにつくと(たきまり)は、

あっさりと
「ほな、いくで~」といいながら
さっさと下っていきました。
あの人は、放っておくタイプです😅


上にいってみて分かったのですが、
この日は!なのか、、いつもなのか!
良くわかりませんが、、。

上にいくほど寒い!雪がかたい!
滑りにくい!急斜面!!!でした。

そしてこの日は第三ゲレンデには、
私と(たきまり)以外一人もいませんでした。

ゆっくり滑ろうとしますが、初心者とは違い
斜面がキツいので、速度が速く私にとっては
恐怖でしかありません!!

リフトの下から見れば、
すぐそこに見えた上の所は
下るとなるとやけに遠く見えます。

すぐに、後悔してしまいましたが
下るしかありません。

ここは、でかい雪の滑り台だと思おうと、
靴をボードから外してしまうのでした。
ボードを抱いて滑ると
結構な勢いですべるのですが
ウェアがやばそうなのと、何より
滑稽なのでやめました。
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結局、大丈夫そうなところへ移動して
もう一度ボードに装着しますが、
身体がひっくり返ったり散々でしたが
なんとかもう一度ボードに装着!!

下記のようにして、いつもとは違う滑り方で
ゆっくりゆっくり進みました。
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悪戦苦闘して動かないでいると、
身体が本当に冷えてきます。

調子がいいときは
気持ちが盛り上がりながら滑る事ができます。
しかし、ゲレンデのBGMがひたすら切ないです
あのときは「GLAY」が全盛だったなぁ、、。


(たきまり)本人に聞くとあっという間に
ノンストップで滑ったそうです。
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私は、1時間戻ってこなかったらしく
(たきまり)は心配するわけでなく、
ロッジでくつろいで、私が到着するなり
笑いながら、「あんたアホちゃうか!」
と言われるのでした。
今なら、スマホでやり取りかもしれませんね。
あの頃は携帯はありましたが、
ここは圏外だったかなぁ

ここのスキー場で携帯で
やり取りした記憶がないです。
友達とはぐれたり、待ちくたびれても
携帯がないならないで
何とかなったんでしょうね。

私は、第一ゲレンデのゴールに着くなり
げっそりしました。(ヽ゚д゚)
でも嬉しくて、「あぁ、生還した!!」
と思いました。

20年も昔の函館時代を思い出すと
私は20代後半だし遅れてきた
大学生みたいでしたが、青春謳歌してました。

なかなかカッパとはウィンタースポーツをする
機会はこの先もてそうもありません。
スノボー体験は独身時代で
終わりかもしれませんね

冬、雪、、の思い出は沢山ありますが、
真っ先に思い浮かぶのは、
このスキー場で遊んだ経験です。
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昔を振り返るのも楽しいですね
もう20年前の話なんだなぁ、、☺️☺️

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